2026年2月21日

一眼買ったけどスマホで撮った写真の方が綺麗なのはなんで?って人が多いらしい件

こんにちは。シイノキ(@shiori_misatopi)です。

SNSとかを見ていると、

高いお金を出して一眼カメラを買ったものの、スマホで撮った写真の方が綺麗に写る!
なんでやねん!


って人を割と多く見かけます。
大抵、先輩写真愛好家さん達がコメントを残していることもあって、わざわざ自分も出しゃばるのはなぁと思ってスルーしているんですが…
自分個人に対して向けられたコメントと、調べた内容とじゃ受けるインパクトも変わるかな?と思って記事にしてみることにしたよ。

スマホの写真はスマホが作り上げた『完成物』

スマホで撮影された写真を幾つか見てみましょう。

別に特に綺麗じゃないじゃん!って思った辛口な方、ここで退室してください。つらい。
室内、テーブルフォト、景色、どれを撮っても結構綺麗に撮れてくれるんです。スマホカメラすごい。
では、スマホの写真が綺麗な理由をあげてみます。

スマホ写真が綺麗に見える理由

スマホはカメラでもあり、コンピュータでもあります。
スマホ写真が綺麗な理由は『コンピュータでもある』ってところがとても重要で、撮影した瞬間に

・自動合成
・自動補正(色味の調整、ノイズ除去等々)
・肌の補正

といった写真編集を瞬時に行ってくれます。
明るすぎるところは抑え、暗すぎる影を持ち上げ、発生したノイズは除去してくれちゃうんです。
撮影した本人は一枚しか撮っていないのに、瞬時に複数枚の写真を撮影して綺麗な部分だけを合成して一枚の写真として出力!なんてことをしているケースもあります。
顕著なのが空だと思っていて、スマホの写真って青空が綺麗なんです。一眼で撮ると、どうも明るすぎちゃったり曇りっぽく写っちゃったりする傾向ありますね。
あれは、スマホは空を青く調整していて、一眼は手つかずの状態だからなんです。

一眼もある程度の処理は行っていますが、スマホのAI処理は
一般的に美しいとされる完成物を想定して『完成品』を出力してくれる
ここがデカい。

例えるなら……ファミレスのガストですね。
誰もがおいしいハンバーグ、誰もがおいしいパスタ、誰もがおいしいスイーツ。
それらが手軽に素早く提供される。
しかも、テーブルに置かれたタブレットのボタンを押すだけで。

そんじゃ高い一眼カメラで撮る写真はなんなのさ?
ってところをあげてみます。

スマホの写真が完成品なら一眼の写真はなんなのさ?

スマホの写真が完成された写真とするならば、一眼で撮る写真はなんなのか。
さきほど、写真を料理に、スマホ写真をガストに例えたけれど…
この視点で話を進めるとすると、あなたはシェフで一眼は調理器具、被写体は素材です。

まず、シェフは目の前の素材を使用して作る料理を考えます。
で、ゴールを決めたうえで調理器具や調味料を使って料理を作ることになります。

ゴール=完成写真のイメージをする
調理器具や調味料=使用するレンズやカメラの設定

って感じでしょうか。
SNSで見る、写真愛好家さん達の美しい写真はこれらを経て出力された作品(完成品の料理)です。
残念ながら、シャッターボタンを押しただけで撮れるものではなかったということ。
あーいや、別にあめぇんだよ!とかそういうマウント取りたいわけじゃなくて。
このジレンマは写真好きな人も結構続くんですよ。このレンズ買えば撮れるんじゃね?とか、最新機種のカメラを買えば少しはうまく撮れるんじゃね??とか。
散財したあとに、「そんなわけなかったー!!クソーー!!」って何度なったことか。

一眼ならではの表現力を知ろう

んじゃ、一眼でスマホとは違う綺麗な写真を撮るためにはどうしたらいいのか。
それにはどんな写真を撮りたいのかを考える必要があります。

走るワンコ
肉眼では見えない彗星
水の流れ

スピード感のある表現
僅かな光を広いあげる表現
一瞬だけを止めて切り取った表現
ボケを活かした表現

スマホにはない一眼の強みは表現力です。
設定次第で、思い描いた写真(ゴール)を表現するための機能が満載で懐の深さがあります。

まずは先輩たちのいろんな写真を見よう

まずは、一眼を使って撮影している人達の写真をSNSでたくさん見ましょう。
人によっては使用レンズやカメラの設定も細かく載せてる人もいます。
この写真はこういう風に撮ったよってショート動画も良く流れてきますね。
なにを使うとどんな写真が撮れるのかを分析することで、目の前の景色を見て
これ、こういう風に撮りたいな
というゴールが見えるようになります。

すると、それを実現するための撮影設定や機材も見えてきます。
多分、失敗もたくさんします。あとで見返して、「この設定、もうちょっとこうすれば良かったな…」なんて思うようになると次に活かせたり。

写真友だちを作ろう

写真好きな友だちを作るのが一番近道かもしれません。
一緒にフォトウォークなんかすると
え、さっきのあれこんな風に撮ったの?!どうやって?
なんてことが結構あったりします。

(あったりしますとか言ったけど、俺には写真友だちなんていないんですけど。)

あんまり、SNSで聞いたりとかはオススメしません。
SNSは地獄です。
「そんなこと自分で思いつかないようじゃ駄目だね。カメラ売れよ(笑)」
とか、おめーどこのカメラ仙人なんだよって人に絡まれる可能性もあります。

好きなカメラマンの写真教室にいってみる

うわーこの人の写真素敵だな!って人が、写真教室開いたりしていることもあります。
是非行ってみましょう。
作風が好きな人が、どんなことを考えながら写真を撮っているのかを知れる貴重な機会です。
一緒に撮影出来たりする教室だとベストですね。
自分にも何人が好きなカメラマンさんがいます。ママさんだったりパパさんだったり。
機会があったら参加してみたい…!

これはゼッタイ!人の評価を気にせず、楽しみましょう

いいねが貰えない!
コンテストで受賞できない!

これ始まっちゃうと、撮影するのがつらくなっちゃうので。
まずはカメラ触りまくって楽しみましょう。失敗したら笑いましょう。

シャッターを切ったってことは、自分の心が動いた証。
撮影した写真には、被写体を超えたものが残ります。
その瞬間の気持ち、気温、匂い。
あんま良い写真じゃないなって思っても、数日後、数ヶ月後、数年後に見返すと、その瞬間が鮮やかに蘇ります。これ、写真の一番ステキなところだと思っています。

楽しみ、考え、知る

手にした一眼カメラ。
スマホには撮れない写真を撮影するには、撮影を楽しんで、考えて、カメラを知ること。
これなんだろうなと思っています。

これを使ってどんな写真を撮ってやろうとワクワクと出かける、素敵なカメラライフを過ごしましょう。

使用機材

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