2026年3月9日

画角=情報量?28mm、85mm、135mmそれぞれの写り方とレンズの選び方

こんにちは。シイノキ(@shiori_misatopi)です。

「135mmの写り方が好き」
なんて、それっぽいことを言ってしまった後。
なにが135mmの写り方なのか言語化できるか聞かれたら答えられるのかなと悶々としました。

28mm、85mm、135mmで同じモノを同じ大きさで写した時にどういった違いが出るのかを検証しつつ、違いの言語化をしようという記事を書いてみます。
レンズ選びの参考にもなるかも。

ちなみに135mmっぽい写り方が好きだなって思った写真がコレ

28mm、85mm、135mmで同じものを同じ大きさで撮ってみる

軽い検証なので三脚まで用意はしなかったんですが、同じものを同じ大きさで、それぞれの画角で撮影してみました。

28mm
85mm
135mm
並べてみる

ちょっと適当すぎて厳密に同じ大きさに撮れてない(高さも)のは許してね。
でも、違いは明確に出たんじゃないでしょうか。

28mmはパースが強い&背景情報が多い

広角28mmで撮った時、背景には木や壁、隣の家や電線など多くの情報が写りました。
フィギュアが乗った木の板も画面中央に向かってパースがついています。
どこで、どんな環境で撮ったのかがよくわかる。
F値は9。

85mmは背景情報が減り、被写体が際立つ

85mmになると隣の家や電線は消えました。
情報が減ったことにより、被写体がグッと際立ちます。
F値は9。

135mmは更に背景情報が減り、近くなる

28mmの時にテンガロンハットと同じくらいのサイズだった背景の脚立。
135mmで撮影すると、グッと近寄ってフィギュアと同サイズくらいに写ります。
望遠レンズによる「圧縮効果」と呼ばれるやつですね。
被写体の際立ちは一番大きい。
F値は11。

画角の違いは情報量の違い

28mmでの撮影は状況説明が可能になり、伝わりやすい。
「ここはどこで、◯◯がある場所、そこでフィギュアを撮影しました。」
ただし、それらの情報をどう構図に収めるかが問われるので難易度はあがる。

135mmや85mmでの撮影は余計な情報を削除したシンプルなメッセージ。
「フィギュアを撮影しました。」
ただし、情報がシンプルなだけに工夫をしないと作品にはなりえない。

28mmや85mm、135mmといった画角の違いは画面内の情報量に違いが出ます。
28mmだと文章、135mmだと◯◯と◯◯といったシンプルな二語文・三語文。
って感じでしょうか。

どんな情報をどんなレイアウトで文脈にするのか。
どんな情報を削って残すのか。

それぞれのレンズにはそれぞれの難しさがあって、それが撮影の楽しさになっているんだなと思います。
写真に入れた情報をどう写す(ボカしたり、構図を変えたり)のかってのも楽しい。

個人的には口数の少ない85mmや135mmの中望遠の絵作りが好き。
背景の川の水面の反射をボカしてキラキラを演出したり、前ボケなどでさりげなく状況説明をするみたいな写真が好きなんですよね。
イコール広角が苦手ってのもあって…次のレンズは超広角を購入して修行をしてみようかななんてことも考えています。でも使わなくなるんじゃねぇかなぁって思ったり。思わなかったり。

レンズ選択は、どんな写真を撮りたいかで選ぶ。
レンズの選ぶ基準って色々あってシンプルではないんですが、画角と情報量ってアプローチで選んでみるのもひとつの手かもしれません。

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