こんにちは。シイノキ(@info_misatopic)です。

先日、中学生の長女が珍しく「横浜で遊んでみたい」と主張をしまして。
普段は「楽しければどこでもいい」スタイルだったので、これは連れていってやりたいと桜満開の横浜へ行ってきました。
そのうち、この役目は彼氏に持っていかれちまうのか。。
大好きだったアーティストhideの展示会
ちょうどこの日、若い頃に大好きだったアーティストhideの展示会が横浜SOGOで開催されており。
「行かないで帰ったら、たぶん後悔するでしょ」
と、ちょっと時間もらって付き合ってもらいました。

hideって誰?「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」FINAL
中ではhideの幼い頃の手記や、衣装やアクセサリー、使用機材などが展示されていました。同世代のお客さんばかりかと思いきや、20代や中には10代らしくお客さんもいて。
遺されたものは紡がれていくんだなと、嬉しくなったり切なくなったり。
物販のコーナーももちろんあったので、覗き見。

「亡くなってからも家族のために働いてるんだねぇ」
来場されていたお客さんのひとりが、ボソッとこんなこと言ってました。
横にいたパートナーの方が
「ちょっと!言い方!」
なんて言ってたけど、まぁそう思いますよね。
ただ、彼も社長だったのでおそらく
「そんなもんも引っ張り出すのかよ!でもまぁいいよ。しょうがねぇ。」
って言っている気がします。



発売当時のシングルCDパッケージを模したアクリルスタンドが売られていました。
こんなもん懐かしくて買っちまうだろ。
写真家 管野秀夫さんの撮った『hide』
展示されていたhideの写真は、写真家の管野秀夫さんの手によるもの。
B’zやGLAYなどの撮影を手掛けてきた方ということです。
当時は撮った写真家のことなど考えもしなかったですが、「この1枚を撮ったのか…!」という驚きというか感動というか。
アーティストってのは、商品で。
たくさんの大人たちと共通認識のもと、本来の被写体その人だけでなく商業的な偶像を表現しなくちゃいけないわけで。
その観点で作品を拝見すると、これはもう最高の1枚じゃないかっていう写真ばかり。
たくさんの「松本秀人(本名)」の思い出の品々が散らばる中で、管野秀夫さんの撮った『hide(作品)』が輝いているという、ちょっと変わった展示になっていました。
hideに魅せられていた少年時代、意図せず管野秀夫さんにも魅せられていたんですね。
『hide』を表現したのは松本秀人だけれど、『最高のhide』の撮影を管野秀夫さんに任せたという互いの信頼関係みたいなのを感じましたね。
秀人と秀雄、2人のhideだったのか。
こう、動かされた心の分析っつうかなんつうか。
言葉なのか、色なのか、形なのか、音なのか。それを認識してアウトプットにまわせる人間になれたら生まれてきた意義を果たせるなぁ。
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